『居場所』って何だろう

ちょくちょく話題にしてますが、改めて…

『居場所』作りとは何だろう? まとめてみたいと思います。


僕はまだ二十代ですが、昭和の時代(映画ALWAYSの頃みたいな)はそれほどお店があるわけでもなく車も少なく、
街の人々がみんな同じお店に行き、
毎日同じ時間に同じ通りを歩いて交流がありました。

毎日お店や軒先で顔を合わせれば会話が生まれ、それぞれの家庭や近所の情報が行き来しました。

それぞれの情報があれば、例えばいつも来ているおばあちゃんがいなければ『どんげしたっちゃろかい?』と会いに行ったり、
子供が通れば『○○さんとこの子供さんじゃが』と、
つながりが生まれ地域がイキイキとしていたのです。


現代、お店は増えインターネットも普及し1人でも生きていけるようになりました。

部屋から出なくても生きていける時代です。

その代わり、地元を出歩く人も減り、お店が減り、会話が消えていきました。

今、『会話したいんだけど話す相手がいない』という人はたくさんいます。
高鍋だけでなく、日本中です。

実際にそういう方とボランティアで出会いましたが、
話したいことがありすぎて一生懸命お話してくださいました。
楽しいお話だったしあっという間に時間が過ぎました。


そういう方たちが集まってお話できる場所、
それが『居場所』なんです。

ここには誰が来てもいいんです。

お話したいことがある人も、
お買い物がてら休憩したい人も、
バスが来るのを待つ人も、
誰もが立ち寄ってくださってかまいません。

そこで『何気ない会話』が広がればいいんです。


一人暮らしされている方、『そういや今日1日、誰とも喋ってないな…』と不安になるとき、ありませんか?

実際自分が引きこもりだったとき、毎日それの繰り返しでストレスをドンドン溜め込んでいました。

何気ない会話って大事だと今は思っています。


正直、この場所はどんな風になっていくか分かりません。

『ここに来なくたって大丈夫やろ』『よう分からんし行かんでいいや』と思われるかもしれません。


ただ、『話を聞いてくれる場所がある』というだけで僕は意味があると思っています。
行政などの取り組みでは助けきれないときのセーフティーネットの役割になるとも思っています。


もちろん、皆さんが参加してもらえるような場所にしていこうとメンバーと話し合っていきます。

この『居場所』から人のつながりが生まれ『地域』がイキイキしていくことを目標に頑張っていきます!

その為に、明日鹿児島で勉強してきまーす。


同じカテゴリー(永友順大)の記事画像
西米良アート展
五ヶ瀬町赤谷地区・竹灯籠まつり
日之影大菅地区花火大会〜雑感編
日之影大菅地区花火大会
同じカテゴリー(永友順大)の記事
 カフェ&バー『BUCKAYRO』 (2011-12-26 23:33)
 堀田力先生勉強会 (2011-12-23 22:08)
 今年最後のいろり端会 (2011-12-20 23:04)
 都農ふれあいの居場所と勉強会 (2011-12-11 19:26)
 11月15日いろり端会 (2011-11-15 23:24)
 水平線の花火と音楽2 (2011-10-26 21:55)

Posted by いろり端会 at 21:52│Comments(0)永友順大
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
『居場所』って何だろう
    コメント(0)